この記事について

本記事はSEOコンサルティング会社であるSpeee(東証スタンダード上場)が執筆しています。18年・3,000社以上のSEO支援実績に基づき、業界のプレイヤーだからこそ書ける実態をお伝えします。利益相反がある点をご理解の上、選定の参考材料としてお読みください。

SEO会社を探し始めると様々なタイプ・価格帯のSEO会社が多くあり選定の壁にぶつかります。

「どの会社も施策内容が似ている」「料金が全然違うのに違いがわからない」「比較サイトを見ても広告っぽくて信用できない」などなど。

実際、SEOを外注しても成果が出なかった原因として、施策の問題ではなく「選定の構造的なミスマッチ」が要因であるケースはよくあります。自社の課題とSEO会社の得意領域がズレたまま契約してしまい、半年後に「成果が出ない」と乗り換え――コストも時間も倍かかるだけでなく、社内に「SEOは効かない」という空気が生まれ、次の挑戦の機会すら失います。

この記事では、SEO会社の4つのタイプとそれぞれの向き不向き、選定で見るべき5つの判断軸、そしてよくある失敗パターンを具体的に解説します。

この記事でわかること

  • SEO会社は4タイプに分かれる。自社の課題で「選ぶべき型」が決まる
  • 提案段階で各社を見極める5つの判断軸と、具体的な質問例
  • よくある失敗パターン4選と回避策
  • 社内稟議に使える料金相場・ROI目安・契約形態の実務データ
Speee AEO(LLMO対策/GEO対策/AIO対策)サービス

SEOサービス詳細はこちら

SEO会社は4タイプ|自社の課題で「選ぶべき型」が決まる

SEO会社は大きく下記4つのタイプに分かれます。重要なのは、どのタイプが優れているかではなく、自社の状況にどのタイプが合うかです。

  • タイプ1:運用代行型(記事制作会社)
  • タイプ2:広告代理店型
  • タイプ3:ツール型
  • タイプ4:コンサルティング型

タイプ1:運用代行型(記事制作会社)

SEO戦略がすでにあり、記事作成などの実行リソースが不足している企業向けのタイプです。

項目内容
サービス内容キーワードに基づく記事制作・納品
料金相場1記事あたり3万〜10万円(専門領域は20万円〜)
向いている企業
  • とにかく記事を増やしたいなど依頼内容が限定的
  • SEO戦略が明確であり、やりたいことが決まっているがリソースのみがボトルネック
  • メリット:
    • 特に負担がかかりやすい、ライティングの工数補填が可能となる
    • 発注量の調整により、消化予算のコントロールがしやすい
  • デメリット:
    • あくまで成果物納品がゴールであり、成果(コンバージョン・売上)との紐づきが弱い
    • 業界知識や専門性が必要な分野の場合、修正やコミュニケーション工数が結局かかってしまう
  • こちらのタイプに合う前提条件:
    • 社内に「何をどんな順序で書くか」を設計できる人材がいること
    • 社内に成果設計できる人材がいること
      ※この人材がいない場合、コンサルティング型の選択が望ましい

運用代行型の代表的な企業例

企業タイプ特徴費用目安
コンテンツマーケティング特化型企業企画から運用まで一貫支援月額30万円〜
記事量産特化型企業SEO記事の量産体制が整っている1記事3万円〜
メディア運営ノウハウ還元型企業自社メディア運営ノウハウが豊富月額50万円〜

タイプ2:広告代理店型

SEO単体ではなく、Web広告も含めたマーケティング施策全般を一括で依頼したい企業向けのタイプです。

項目内容
サービス内容SEO単体ではなく、Web広告を含むマーケティング施策全般を運用
料金相場月額30万〜100万円(広告配信費除く)
向いている企業
  • 全体戦略から策定してほしいWebマーケティング初心者の方
  • SEOの優先度が低めで、あまりこだわりがない
  • メリット:
    • マーケティング全般をワンストップで依頼でき、チャネル間の連携が取りやすい
    • 窓口が一社で済むためコミュニケーションがシンプルになる
  • デメリット:
    • SEOのみで確実に成果を出す力は弱い
    • クライアントの費用対効果向上と、代理店の収益性がトレードオフになりやすい報酬体系であるため、広告出稿費を最大化させる力学が働いてしまう傾向が強い
  • こちらのタイプに合う前提条件:
    • SEOだけでなくWeb広告も含めたマーケ全体を一括管理したいケース向け
      ※SEO単体で最速・最大の成果を求める場合は、専門特化型(運用代行型 or コンサル型)の方が合う

広告代理店型の代表的な企業例

企業タイプ特徴費用目安
大手総合代理店グループSEO+広告の統合マーケティングに実績月額50万円〜
デジタル広告大手企業SEOはマーケ全体の一部として提供月額30万円〜

タイプ3:ツール型

社内にSEOの知見があり、分析や順位計測などの業務効率化を図りたい企業向けのタイプです。

項目内容
サービス内容キーワード分析・サイト分析・順位計測等のツール提供(コンサルプラン併設の場合あり)
料金相場月額5万〜30万円
向いている企業
  • 社内にSEO知見があり戦略が描ける
  • 社内に施策実行リソースがあり、効率化が目的
  • メリット:
    • 分析・戦略策定の業務効率化ができる
    • 比較的低予算での運用・スタートが可能である
  • デメリット:
    • ツールの機能を使いこなせるかは社内の担当者の知識や能力次第となる
    • 導入したが放置というケースも多く、事業成果に結び付かないリスクがある
  • こちらのタイプに合う前提条件:
    • SEOの知見がある担当者がいて、戦略も描ける状態であること
      ※使いこなせる人材がいるかどうかが成否を分ける

ツール型の代表的な企業

企業タイプ特徴費用目安
コンテンツSEO特化ツール提供企業コンサルプランも併設されている場合あり月額15万円〜
データ・競合分析特化ツール提供企業キーワード分析・競合分析に強くデータ量が豊富月額10万円〜
Google Search Console、GA4(Googleアナリティクス4)など自社ツール外活用企業多くの企業が良く使うツールの活用に慣れており、ダッシュボード化の支援などが行える単発数万円~100万以上

タイプ4:コンサルティング型

事業目標に紐づくSEO戦略の設計から課題特定、実行支援まで、プロに伴走してほしい企業向けのタイプです。

項目内容
サービス内容事業目標に紐づくSEO戦略設計・課題特定・施策提案・実行支援
料金相場月額40万〜100万円
向いている企業
  • SEOプロジェクトの成功確度を上げたい
  • 戦略設計から伴走してほしい
  • 過去にインハウス(内製)や①~③で成果が出なかったが再挑戦を検討している
  • メリット:
    • 事業目標に紐づく戦略設計が得意である
    • 近しい業種業界・サイトタイプに応じたノウハウや事例を持つため、業界単位の変化やコアアップデート時などの対応精度が高い
    • 優秀な人材が集結している
  • デメリット:
    • 他のタイプと比べると、相対的に費用が高い
    • 実装やライティングの機能を持たない事業者の場合は、別途費用が発生する
  • こちらのタイプに合う前提条件:
    • SEO重要度・本気度が高く、費用対効果が合うのであれば多少高くても良いと考えていること
      ※費用に見合う戦略設計力があるかを提案段階で見極めることが重要

コンサルティング型の代表的な企業例

企業タイプ特徴費用目安
特定業界・サイト特化型、少数精鋭企業人員は少ないが特定分野に強い。月額50万円〜
不特定業界・サイト対応型企業人員も多く、様々な顧客を持ち経験量が豊富月額50万円〜

この記事の著者より

この記事の執筆企業であるSpeeeはコンサルティング型です。
業界最大規模の人員とコンサル経験(18年・3,000社以上の実績)に基づき、事業目標起点の戦略設計と伴走型ディレクションが強みです。「何から始めるべきかわからない」「過去に施策を試したが成果が出なかった」「SEO対策を必ず成功させたい」という様々なケースで高い実績を出してきました。一方、すでに社内にSEO戦略を描ける人材がいて実行リソースだけが必要な場合は、運用代行型の方がコストパフォーマンスが高くなります。自社の状況に合わない場合は正直にお伝えします。

自社に合うタイプを判定するフローチャート

Q1. 社内にSEOの戦略を設計できる担当者がいるか?

├─ Yes → Q2へ

└─ No → Q3へ

Q2. 必要なのは「記事を書く人手」か「分析の効率化」か?

├─ 人手 → 【運用代行型】が最適

└─ 効率化 → 【ツール型】が最適

Q3. SEO以外のマーケチャネルも一括で任せたいか?

├─ Yes【広告代理店型】が最適

└─ No【コンサルティング型】が最適

※上記は簡易判定です。実際には複合的なケースも多く、「まずコンサル型で戦略を作り、実行は運用代行型に任せる」という組み合わせもあります。

失敗しない選定の5つの判断

タイプを絞り込んだら、次は具体的な会社の比較です。以下の5つの軸で評価してください。

ポイントは、「軸を知る」だけでなく「提案段階でどう検証するか」まで押さえることです。各社の営業トークはどこも似ています。差がつくのは、実際の提案内容を見比べたときです。

判断軸1:事業目標との整合性

SEOの成果指標(順位・流入数)と、事業のKPI(コンバージョン(CV)数・売上)が接続されているかを確認してみてください。

提案段階での検証方法 : 提案書の中で「SEO施策 → 流入増 → CV増 → 売上貢献」のロジックが一本の線で説明されているか。「順位を上げます」や「記事を量産して流入を増加させましょう」だけで事業成果への接続がない提案は要注意です。

判断軸2:シミュレーションの裏付け

成果シミュレーションは以下の3要素で構成されます。

  1. キーワードのマーケットサイズ (検索ボリューム)
  2. シェア率 (現状順位 → 目標順位で獲得できるクリック率)
  3. CV強度 (そのキーワードからCVに至る確率)

提案段階での検証方法 : 右肩上がりのシミュレーションが出てきたら、「このキーワード群で全て1位を取る前提になっていないか」を確認してください。全KW1位前提のバラ色シミュレーションは最もよくある危険信号です。

判断軸3:業界・サイトタイプの対応実績

SEOは業界・サイトタイプで戦い方が全く異なります。不動産サイトや求人サイトなどのデーターベース型サイトならテクニカルな細かい施策、BtoBサイトなら検討フェーズのキーワード設計が極めて重要――という具合に、課題の切り口自体が異なってきます。

提案段階での検証方法 : 「同業種の実績はありますか?」だけでなく、「 なぜその戦略を選んだのか 」まで聞く。ビフォーアフターの数字だけでなく、戦略の意思決定プロセスを語れる会社は信頼できます。

判断軸4:自社とマッチした支援体制

提案内容は素晴らしく期待ができ、提案者の能力・人柄も素晴らしかったのに、契約後は内容・担当者ともに心もとなく不安なすべりだし・・・というのはSEO業界ではよくある話です。確認すべきは下記3点です。

  • 座組の確認 : 何名・何役割の担当が付くのか。提案者と実際の担当者は同じか。異なる場合どのような担当がつき、引継ぎはどのようにされるのか。
  • 担当者の歴確認 : 担当者のSEO歴・過去の担当業種・成功事例など経験は豊富か
  • 運用方法の確認 : 会議体やレポートの頻度・内容はどのようなものか。戦略や施策を議論できる場やレポートの調整など、柔軟性がどれ程あるか。

提案段階での検証方法 : 上記をそのまま聞く。即答できない会社や背景のない会社は、場当たり的・属人的で、契約後のサービスのクオリティコントロールがされていない可能性があります。

判断軸5:CV・AI検索対応まで視野があるか

SEOで流入を増やしても、サイト上でCVしなければ事業成果にならない。流入だけ増やして終わりにしないために、流入の「質」と「その先のCV導線」まで議論できるかを確認してください。

また、特に2025年以降はGoogleのAI Overviews(AIによる概要・AIO:検索結果ページ上部にAIが要約を表示する機能)の影響が拡大し、流入減少傾向となる企業が多くなっている。また、ChatGPT やGeminiなどの回答エンジンの利用率増加に伴いSEOへの影響懸念や、AI回答エンジン最適化(AEO対策)へも手を伸ばすべきかの投資判断も問われている時代。AIO対策や、AEO対策に関しても知見・サービスを持ち、CV起点で正しい投資判断のサポートができる企業かも確認すべきです。

提案段階での検証方法 : 「SEO流入を増やした後のCV改善はどう考えていますか?」「AI OverviewやAI回答エンジンの影響をどう分析していますか?」と質問する。CV改善について「LPのABテスト」「ヒートマップ分析」など具体手法を語れるかがポイントです。AI OverviewsやAI回答エンジンについては「構造化データの最適化」「引用されやすいコンテンツ設計」など実務レベルの回答や、投資すべきか否かの見極めからという冷静な回答があるかを確認してください。ここで具体性が欠如していたり、データを見ず投資一択的な回答になる会社は営業は優れていても要注意です。

この記事の著者より

この記事の執筆企業であるSpeeeでは、業界最大規模の人員とSEOコンサル経験(18年・3,000社以上の実績)に基づき、AIO・AEO対策に関しても研究機関を設け、日々発信・サービス提供しています。AIOやAEO対策に関して気になる方はぜひお問い合わせや下記参考記事もご確認ください。

こんな提案には要注意

判断軸とあわせて、以下のパターンが見られた場合は慎重に検討してください。

要注意パターンなぜ危険か
「被リンクを増やして順位を上げます」など今の時代に合わないブラックハット的提案過去良く取られた手法だが、外部リンクの購入・操作はGoogleのガイドライン違反。ペナルティを受けるとサイト全体の順位が急落する。
「全キーワードで1位保証します」SEOに「保証」はできない。保証を謳う会社は、対象KWを極端に絞っているか、ガイドライン違反の手法を使うリスクがある
「施策の詳細は企業秘密なのでお伝えできません」何をするか説明できない施策は、説明できない理由がある。透明性のない支援は改善サイクルが回らない
「月額5万円で全部やります」コンサル型の相場(月額40万円〜)と大幅に乖離する料金は、実質的にレポート配信のみというケースが多い

よくあるミスマッチ事例4選

事例1:記事を量産したが、CVがゼロ

ある中堅メーカー(従業員300名規模)が記事制作会社に月10本の記事を発注。半年で60本の記事を公開し、特定キーワードでの順位は上がった。しかし、自社の商材と親和性の低いキーワードで記事を量産していたため、流入は増えたのにCVは1件も増えなかった

原因は「キーワード戦略の上流設計」がないまま、記事制作だけを外注していたこと。「記事を書く」ことが目的化し、「何のために、どのキーワードで、どう事業に繋げるか」の設計が欠落していた。

その後、コンサルティング型のSEO会社に切り替え、キーワード戦略を再設計。記事本数を月3本に減らしつつ、CV数は3倍になった。戦略設計なしの記事量産は、成果が出ないだけでなく、本来やるべき施策に着手するまでの時間を浪費する。

事例2:ツールを導入したが、誰も使いこなせない

「月額15万円で高機能なSEOツールが使える」という話に魅力を感じて導入。しかし、社内にSEOの知見がある担当者がおらず、ダッシュボードを見ても「何をすべきか」がわからない。結局ツールは放置され、半年で解約。

ツールは「使いこなせる人がいる」ことが前提。自社のSEO成熟度を冷静に見極めた上で、まず戦略を描ける体制を作り、その上で効率化のためにツールを入れるのが正しい順序。

事例3:安さで選んで半年で乗り換え、トータルコスト増

複数社から提案を受けた結果、施策内容は似ていたため「一番安い会社」を選定。しかし、支援体制が薄く、月次レポートが届くだけで改善サイクルが回らない。半年後に解約し、別の会社に乗り換え。

結果的に、安い会社を経由したことで成果が出るまでに1年以上かかり、トータルコストも当初の想定より膨らんだ。成果を出す最短ルートが費用対効果を最大化するという逆説は、失敗してから気づくことが多い。

事例4:コンサル型を選んだが、社内の巻き込みが不足して空回り

あるBtoB企業がコンサルティング型のSEO会社と契約。戦略提案の質は高く、施策の方向性も正しかった。しかし、社内のエンジニアチームやプロダクト部門との連携が取れず、提案された施策の実装が3ヶ月以上滞留。コンサルタントとの定例MTGは「前回の宿題が進んでいない」報告の場になり、1年後に成果がほぼ出ないまま契約終了。

コンサル型は「外注すれば勝手に成果が出る」タイプではない。社内に施策を実行するリソースと意思決定のスピードがなければ、どんなに優秀な戦略も絵に描いた餅になる。社内調整を回せるプロジェクトオーナーがいることが、コンサル型を選ぶ際の最低条件。

社内稟議に使える実務データ

SEO会社を選ぶ前に、社内で「SEO外注の承認」を得る必要がある企業も多いはず。上司への説明に使える情報を整理します。

予算帯別の選択肢と期待できる支援範囲

月額予算選択肢のタイプ期待できる支援範囲向いているケース
5万〜30万円ツール型データ分析の効率化。戦略は自社で設計社内にSEO担当者がいる
10万〜50万円運用代行型記事制作の外注。KW選定は自社 or 協議書く人手が足りない
30万〜100万円広告代理店型SEO+広告の一括運用マーケ全体を一社にまとめたい
40万〜100万円コンサルティング型戦略設計〜実行伴走。分析・改善サイクル戦略から任せたい / 成果が出ていない

※上記はSpeee編集部の調査に基づく目安(2026年3月時点)です。案件規模・業界・契約期間により変動します。

ROIの目安

コンサルティング型(月額40万〜100万円)の場合、1年で自然検索流入1.5〜2倍が一つの目安。ただし業界・現状のサイト状態・競合状況により大きく変動するため、具体的なROIは提案段階でシミュレーションをもらってください。

※上記はSpeeeの支援実績に基づく傾向値であり、成果を保証するものではありません。

契約形態

月額固定が主流。最低契約期間は6ヶ月~1年が一般的。昔は多かった成果報酬型は今では少数派で、対象キーワードが限定される等の制約がある場合が多い。

社内側に必要な工数

  • 週1回目安の社内ディレクション・MTG(1時間程度)
  • 月次レポートの確認・社内共有(2時間程度)
  • 施策実行の承認(ページ改修・記事公開等)

「丸投げでOK」を謳う会社は注意。SEOは社内の事業理解とSEO会社の専門性が噛み合って初めて成果が出る(→ 事例4参照)。

費用の内訳を確認すべきポイント

コンサルフィー(戦略・分析)と実行費用(記事制作・サイト実装)が込みなのか別建てなのかを必ず確認する。「月額30万円」の内訳がほぼ記事外注費で、戦略設計の工数がほとんど含まれていないケースもある。

SEO会社選定チェックリスト

提案を受ける前・比較検討する際にお使いください。

  • 自社のSEOプロジェクトの目的(流入増? CV増? ブランド認知?)を定義したか
  • 必要なのは「実行リソース」か「戦略設計+伴走」か整理したか
  • 4タイプのうち、自社に合う型を絞り込んだか
  • 同じ型の中で2〜3社をピックアップしたか
  • 提案書に「事業目標との接続」が含まれているか
  • シミュレーションが全KW1位前提になっていないか
  • 同業種の実績があり、戦略の意思決定プロセスまで聞けたか
  • 担当者の座組・経歴・運用方法は明確か
  • 費用の内訳(コンサルフィー / 制作費 / ツール費)は明確か
  • CVR改善やAI検索対応について議論できるか
  • 外部被リンクの購入・ドメイン貸しなど、ガイドライン違反の施策が含まれていないか(※Googleペナルティの原因になる)
  • 料金が相場から大幅に安くないか(※コンサル型で月額20万円以下は支援体制を要確認)
  • 契約期間・解約条件を確認したか
  • 最終的に「この会社・担当者と仕事がしたい」と思えるか

まとめ

SEO会社の営業トークはどこも似ています。だからこそ、選定の差がつくのは「どの型が自社に合うか」を事前に定義できているかどうかです。

  • 社内に戦略があり実行リソースだけ必要 → 運用代行型
  • マーケ全般を一社にまとめたい → 広告代理店型
  • 社内にSEO知見があり効率化が目的 → ツール型
  • 戦略設計から伴走してほしい / 過去に成果が出なかった → コンサルティング型

タイプを絞ったら、同じ型の中で2〜3社から提案を受け、本記事の5つの判断軸で比較してください。施策内容だけでは差が見えにくいため、実際の提案を並べて比較検討するのが、最もリスクの低い選定方法です。

最後に、施策内容や料金だけでは見えない部分もあります。「この会社・担当者と一緒にプロジェクトを動かしたいか」という直感も、選定の重要な判断材料です。

最後に、著者からのメッセージ

今回は、2007年の創業時からSEOコンサルティング事業を行ってきたSpeeeだからこそお伝えできるSEOコンサルティング会社の選び方をお伝えさせていただきました。

弊社のSEO対策の歴史は、難易度が高かったガラケー(折り畳み式携帯)のSEO対策から始まっています。その後、インターネット・スマホの台頭により市場が拡大し、多くの企業が参入してきました。SEO会社が乱立した時代もありましたが、SEO対策の更なる難易度上昇・高度化により多くのSEO会社は淘汰され、今ではSEO事業に本腰を入れている一部主要な会社が牽引している業界です。一方、そのようなSEO会社でも成果創出難易度があがり、AI時代への突入によりAI×SEOなど、SEO会社に求められる能力は日々高まっている実感です。マーケティング活動をされている担当者様も同様に、成果創出の難易度や求められる能力の高まり、マーケティング戦略設計や施策選択、業者選定の難易度を実感されているのではないでしょうか。

Speeeでは、今とこれからの市場双方を見据え、クライアント様に価値貢献できるよう自社サービスを磨いています。この記事であったようにどのようなタイプ・種類のSEO会社を選ぶべきかやそもそも外注すべきかは皆様の置かれている状況にもよると思いますが、施策選択の判断や選定に迷った際、コンサルティング型にご興味を持たれた際はぜひご相談ください。

著者・監修者情報

著者: Speee Marketing Insights編集部

株式会社Speeeが運営する「Marketing Insights」は、"事業を進化させるデジタルマーケティング"をテーマに情報を発信しています。 SEO、AEO、Web広告、CVR改善などの実践的なノウハウから、戦略策定や市場動向を読み解く深い洞察まで、幅広いコンテンツをお届けしています。

監修: 藤井 慧里(ふじい えり)
マーケティングインテリジェンス事業本部 セールスアンドマーケティング部部長
AIリサーチ&イノベーションセンター AEOサービス推進責任者

飲食業界の企画・コンサルティング職を経て2014年、Speeeに中途入社。
デジタルマーケティング領域のエキスパートとしてエンタープライズを中心とした多くのクライアントのマーケティングを支援する。
その後、コンサルタント組織におけるサービス品質管理責任者としてサービス変革や採用、育成にも従事。
2020年よりマーケティング部を率い、自社のマーケティングDX/セールスイネーブルメントを推進。2025年5月よりAEOサービス本部を立ち上げ、AIリサーチ&イノベーションセンター AEOサービス推進責任者としてもサービス開発および発信を行う。