SEO事例|「読まれる記事」の科学で
効果の再現性を追求
株式会社光文社 × 株式会社Speee
週刊誌「女性自身」のWEBメディア「jisin.jp」は今でこそ多くのPVを安定して獲得する巨大なメディアとなっていますが、
そこに至るまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。
SEOの取り組みが下支えとなりWEBサイトが成長していく過程を、運営される光文社様にお伺いしました。
株式会社光文社
女性自身編集部 副編集長 森本様
記事を編集しにくいという制約があった
Speeeとお取り組みを始める前の課題は何でしたか?
森本様:
当時(SEO対策を考え始める前)は、
SEO対策をするどころではないくらいサイトの規模が小さかったのですが、
特定のリファラーへの依存度が高く、影響を受けやすいという状況は、
あまり良くないな、と思ってはいました。
そこで他社さんの話をいろいろヒアリングをしていると、結構検索流入があるっていうんですよね。そこが伸びしろなんじゃないかなと、考えるようになりました。
お取り組みを開始してからの印象や効果はいかがですか?
森本様:
取り組みで追っているKPI
(※外部メディアへの配信を加味しない、自然検索により獲得できた流入指標)
が、取組み開始より4倍以上に改善していますね。
御社は「こうあるべき」というものの押し付けではなく、状況に合った形のものを提供してくれているので、素晴らしいなと感じています。
お取り組みを進めていく上で、
何が制約だったのでしょうか?
森本様:
ニュースという特性上、記事の中身をいじることが難しいという点があります。
そのような状況で、ご提示いただいたSEO施策が実装できない場合、優先順位や効果などを弊社に合った形で改めて整理していただいていました。
少し話はそれますが、お会いする方全員、そのような素晴らしい対応をしてくださるので、御社の人材育成が素晴らしいという話を、当時の編集長ともしていましたよ。
Speee:
ありがとうございます。恐縮です。
やみくもに記事を書く運用からの脱却
お取り組みを通じて
考え方が変わった点などはございますか?
森本様:
再現性を求めるようになりましたね。
これまでは、ただひたすら記事を書いて、とにかくスクープを取ったり、
ウケる記事を作ったりすればPVが伸びるだろう、と考えていました。
しかしそれだと、どうしても月ごとのPVに波が出てしまいます。
そこで御社の考え方に影響された部分もあり、誰でも「読まれる記事」を書けるようにマニュアルを作りました。それを部内に徹底させることで、
コンスタントにPVを獲得できるようになってきました。
Speee:
ありがとうございます。
いつかはSEOの取り組みを内製化するために、SEOの「手法」を取り入れようとしてくださるお客様は多くいらっしゃるのですが、
弊社の「考え方」自体を取り入れていただいているのは実は珍しく、
ありがたいです。
今後の展望を教えてください
森本様:
ナンバーワンのPV数を獲れるメディアになる、というところを目標にしています。
昔は、新聞社の発行部数に週刊誌が勝つことは非常に難しかったのですが、Webメディアでは、そういった垣根がなくなってきていると感じます。
自然検索の流入もまだ伸びしろがあり、ぜひ御社にご協力いただきたいと思っています。
Speee:
ありがとうございます。
引き続き「読まれる記事」における再現性の追求を、ご一緒させていただければと思います。本日はありがとうございました。
2021年1月のインタビュー本文中に記載の
企業名・役職・掲載情報等はインタビュー当時のものです。