より多くのユーザーさんに
住生活を変えていってもらうために

ルームクリップ株式会社 × 株式会社Speee

日本最大級の住まいとインテリアの写真投稿サービスRoomClipを運営するルームクリップ様。
開発との密な連携もあり、自然検索流入数3倍を実現し、より多くのユーザーさんに価値を届けることに成功。
今回は、お取り組みの秘訣や考え方を中心に、詳しくお伺いしました。

右 : ルームクリップ株式会社 
 取締役 プロダクト管掌 髙橋様
左 : 株式会社Speee 
 アカウント 星

ディレクターも開発も
別け隔てなく取り組めた

Speeeとお取り組みを始める前の課題は何でしたか?

髙橋様:

WEBはアプリのサービススタートと同時にリリースしていましたが、
当初はアプリに注力していたため、あまり手をかけられず、
SEO対策もできていませんでした。
その後徐々にコンテンツも増えてきたので、SEO対策を考えるようになり、
自社内でSEO施策を手探りでやっていたのですが、
2017年くらいですかね、なかなか伸びなくなってしまいました。

Speeeを選んだ決め手は何でしたか?

髙橋様:

知り合い経由でSpeeeさんが良さそうという話を聞きまして、
話を聞かせていただいたというのが、最初の経緯です。
分析や今後の戦略に対しての納得感があったというところと、
やっぱり話をしたコンサルタントの方が優秀だったので。

お取り組みを開始してからの効果はいかがですか?

髙橋様:

WEBのUUは実際伸びましたね。
UUが伸びてきたことは社内的にも非常にポジティブな話だったので、その後の取り組みも継続して進めようということになりました。

Speee:

たしか、取り組み開始半年後に、自然検索流入数が3倍になりましたね!
御社は施策の実装がとにかく早くて、私も驚いたのですが、どのように進められたのか、その秘訣をお伺いできますでしょうか。

髙橋様:

そうですね、当時は(Speeeとの)打ち合わせにエンジニアのメンバーも同席する形にさせてもらっていて。
施策がWEBチームのミッションやそれに紐付くKPIに対してなぜ効くのかなど、
実装の背景をその場で噛み砕いた上で開発を進めてもらっていました。
ですので、エンジニアが切り離されているわけではなく、PMやディレクターと分け隔てなくやっていけたところが良かったのではないかと思っています。

住生活の中で
創造性を発揮する文化を創りたい

SEOによる効果が、ご展開されているサービスの
下支えとなっている部分もあるのでしょうか?

髙橋様:

サービスとしては、ユーザーさんに「自分にぴったりの部屋」を見つけて実現してもらうことを目指しています。
他のユーザーさんが投稿した部屋の実例写真を見ることで
気に入った部屋のイメージを見つけ、
その上でそれを実現するために必要な商品を購入する、
という体験をしてもらえればと思っています。
より多くのユーザーさんに住生活を変えていってもらうためには、
まだまだサービス全体の規模を大きくしていく必要があります。
そのためには、オーガニックの検索流入からより多くのユーザーさんに来てもらえるようにすることが、下支え以上の意味で非常に大事だと捉えています。

Speee:

ありがとうございます。
たしか「(新サービスを)立ち上げるからちょっと見てくれないか」というお話になったとき、当時「ドメインで分けて考える」という方針だったところを、おっしゃっていただいたようなプロダクトとしての想いから、統合して考えよう、
と変更したのでしたね。

今後の展望を教えてください

髙橋様:

事業全体としての話になりますが、次の3年のビジョンとして、
「人と人、人と企業が繋がる住生活の新しい産業と文化を築く」というものを掲げています。ユーザーさん同士のマッチングや、
ユーザーさんと企業のマッチングを行なって、より多くのユーザーさんが住生活の中で創造性を発揮できるようにする、またその可能性の幅を広げていくことで、
「住生活を創意工夫を持って変えていくことを楽しむ」という新しい文化をつくっていきたいと思っています。
そのために現在はRoomClipショッピングという、RoomClipのWEBやアプリで企業さんの商品を購入することができる新規のサービスの開発も行なっていますが、
そこをスケールさせていくためにもSEOの施策を実施し、サービス全体の母数を増やしていくことが重要だと考えています。
SEOについては、今の世の中の人がどういったことを求めているのか、どのキーワードをどのくらい検索しているのかを把握した上で、
現状のRoomClipがまかなえている部分とそうでない部分を見極め、乖離を埋めていく取り組みを継続していきたいと思っています。

Speee:

ありがとうございます。また議論させてください。
引き続きよろしくお願いいたします。

2021年1月のインタビュー本文中に記載の
企業名・役職・掲載情報等はインタビュー当時のものです。

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