SEO事例|売上200%成長を支えた、
着実に成果に向き合うSEO
株式会社ユーキャン × 株式会社Speee
通信教育の資格講座で人気のユーキャン様。
「ユーキャン」という名前が広く知られていることもありWEBサイトは「ユーキャン」を含んだ検索クエリが主な流入源でした。
しかし、SEOのお取り組みにより対策のキーワードを拡張。在宅ニーズの高まりに合わせて、取り組んだSEOの効果が顕在化し、流入数・売上ともに大きく成長。
今回は、そのお取り組みの経緯と効果について詳しくお話を伺いました。
左 : 株式会社ユーキャン
藤岡様 中央 : 株式会社ユーキャン
猪俣様 右 : 株式会社Speee
アカウント 小池
ここまで考える必要があるのかと驚いた
Speeeとお取り組みを始める前の課題は何でしたか?
猪俣様:
これまでは、「ユーキャン」と指名で検索してTOPページに訪問し、そこから講座を探す……というのが主なユーザーの訪問経路でした。しかしその状況が徐々に変わり、「ユーキャン」を含まない講座名などのキーワードで訪問してくるユーザーが増えてきたんです。当時は「FP」しかコラム記事を持っていなかったのですが、他の講座でも作り始め、いろいろなキーワードに対策を拡大しました。
しかし、思うように伸びなかったんですよね。
Speeeを選んだ決め手は何でしたか?
猪俣様:
Speeeさんからのご提案は「サイトの評価がマイナスになってしまっている部分があるため、コラムを書いたりしても大きな効果は得にくい」というもので、なかなか成果が出ていなかったのはそういうことかと合点がいくものでした。お話を聞いてから「やりましょう」となるまでの時間は、そこまでかからなかったですね。
取り組みを開始してからの印象や効果はいかがですか?
藤岡様:
取り組みを開始して半年経ってもなかなか目立った成果はありませんでしたが、徐々に効果は現れ始め、
取り組み開始前の2018年と比較して流入数が130%増加しました。さらに2021年1月は200%の増加。別次元の話をしているような気持ちですね。
効果が出にくかった半年間も、Speeeさんが引いた全体方針のおかげで、今の施策の立ち位置がわかっていたので、安心できました。
さらに新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えたことで、資格を取ろうという人が増えたんです。
そのトレンドが来たタイミングで、ちょうど成果が出ていたので、波に乗れたんです。
もし対策していなかったら、その波に乗れなかったと思うと、本当に良いタイミングでお声がけしていただけたなと。
猪俣様:
そういえば、最初のヒアリング項目(※)の細かさ!
(※ お取り組み開始にあたってSpeeeが行っている事前調査)
事業戦略などから、ヒアリングが入っていたので、「SEOってここまで紐付けるんだ!」っていうのが結構驚きました(笑)。
Speee:
あーあれ細かいですよね!
よく言われるんですよ、こんなに必要あります?って。
猪俣様:
結局今までSEOでは「順位」という目に見えるところでの効果を見る認識しかなかったのですが、
会社としての方針と紐付ける必要があるんだなと、考えを改めさせられました。今思うと確かに必要だなと感じます。
Speee:
そういうふうに感じていただけているのは、弊社としても非常に嬉しいです、ありがとうございます。
講師陣も巻き込んだコンテンツ施策
お取り組みを通じて御社内の変化は何かありましたか?
猪俣様:
今までは講座のページを作る際に、SEOに関してはタイトルとディスクリプションだけ確認して、あとはABテスト回すというのが一般的だったのですが、今ではSEOの戦略を加味した上でページを制作する、という流れに変わりましたね。SEOのために体制の拡大もしています。
Speee:
成果が多少なりとも出てきているなかで、
かつご提案のボリュームが大きいために、御社としては体制強化をしていった、
という感じでしょうか。
猪俣様:
はいご認識のとおりです。
Speee:
講師の方もコンテンツ制作に参加されているとお聞きしましたが。
藤岡様:
はい、もともとコラムの確認作業には入っていただいていましたが、
今では「こういう記事どうですか?」という提案をもらうこともあります。
猪俣様:
講師陣とは、SEOの対策として出す記事というのはどういうものなのか、というところなど、実際の検索画面を見ながらなど打ち合わせしていき、少しずつやりとりがスムーズになっていきました。
今後の展望を教えてください
猪俣様:
まず、引き続き検索結果上のシェアをより大きくしていきたいと思っています。
加えて、今これだけ来てくれている訪問者の方に対して、正しい情報を提供できているか、講座にお問い合わせいただけているかを、
より見ていきたいですね。SEO施策とのトレードオフになってしまうというリスクもあるかと思いますが、それを両立させるのが今年の大きな目標です。
Speee:
引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
2021年1月のインタビュー本文中に記載の
企業名・役職・掲載情報等はインタビュー当時のものです。