SEO対策の成功事例には、検索意図を満たすコンテンツの制作やサイト内部構造の最適化(テクニカル施策)により、流入数やCV数の最大化を実現したケースが多く見られます。

「SEOに取り組んでいるが、なかなか流入が増えない」
「トラフィックは増えたが、売上やCVに結びついていない」
このような悩みを抱えるWebマーケターや事業責任者は少なくありません。

SEOはアルゴリズムの変動や競合状況の変化が激しく、単なる「記事の量産」や「小手先の内部対策」だけでは成果を出し続けることが困難になっています。

本記事では、これまで業界・規模を問わず約3,000社以上のSEO支援を行ってきたSpeeeの実績・成功事例をもとに、ビジネス成果に直結するSEOの戦略と具体的な実行の鉄則、そしてプロジェクトを成功に導くための外部パートナー(SEO会社)の選び方を解説します。

SEO対策の成功事例にはどのようなものがある?サイト種別7選を紹介

SEO対策の成功事例には、ECサイトの売上改善、BtoBのリード獲得増、店舗への送客最大化などがあります。各ビジネスモデルの課題に合わせた戦略的なアプローチが成果の鍵となります。

SEOの成功とは、単に検索順位を上げることではありません。「事業課題を解決し、売上やリード獲得に貢献すること」です。

ここでは、Speeeが実際に支援し、大きな成果を上げた7つの成功事例を「EC」「BtoB」「店舗」「メディア」の種別にご紹介します。自社の状況と照らし合わせて参考にしてください。

事例1:【ECサイト】Web広告依存から脱却し、自然検索流入215%増を実現

株式会社リーガルコーポレーション

ECモールが上位を占める市場環境のなか、内部構造の深い分析とEC特化のSEO戦略により、広告依存から脱却しオーガニック検索からの流入数を215%増加させた事例です。

  • 課題: Web広告に依存した集客モデルに将来的な不安を感じていたものの、ECモールが上位を占める市場環境や社内のノウハウ不足から、本格的なSEOに踏み切れずにいました。
  • 施策: サイト構造を深く分析し、自社では気づけなかった本質的な課題を抽出。ECサイトに特化したSEO戦略を立案し、技術的な内部改善からコンテンツの最適化まで包括的なコンサルティングを実施しました。
  • 成果: オーガニック(自然)検索経由の月間平均セッション数が215%にまで増加。広告に依存しない安定した集客基盤が構築され、ECサイト全体の売上増加に大きく寄与しました。
リーガルコーポレーション事例

株式会社リーガルコーポレーション流入数2倍を達成したリーガルコーポレーションが語る、SpeeeのEC SEO戦略の裏側

ECモールが上位を占める市場環境のなか、内部構造の深い分析とEC特化のSEO戦略により、広告依存から脱却しオーガニック検索からの流入数を215%増加させた事例です。

事例2:【ECサイト】ブランド認知にとどまらない非指名検索の獲得とCVR改善

ツヴィリング J.A. ヘンケルスジャパン株式会社

指名検索に偏っていた課題に対し、比較・検討フェーズの意図を満たすコンテンツ拡充とUI/UX改善を実施。SEOとCVR改善の相乗効果により最重要キーワード「包丁」の検索順位が大幅に上昇し、「真空保存」でも検索上位を獲得して新規市場開拓や売上拡大に貢献した事例です。

  • 課題: ブランド認知は高いものの、ブランド名などの「指名検索」からの流入に偏っており、潜在層へのアプローチとなる「非指名キーワード」での流入獲得や、サイト来訪後の購買率(CVR)に改善の余地がありました。
  • 施策: 単なる流入増加だけでなく、ユーザーの「比較・検討」フェーズの検索意図を満たすコンテンツ拡充を実施。同時に、UI/UXの改善を並行して行い、顧客体験の改善、ブランドのファン増加を目指しました。
  • 成果: SEOによる集客力の底上げと、サイト内の回遊・購入率向上の相乗効果により、ECサイト全体の売上構造が大きく改善されました。
ツヴィリング事例

ツヴィリング J.A. ヘンケルスジャパン株式会社ツヴィリングが語る、ブランドECの未来を共に描くSpeeeとのパートナーシップ

指名検索に偏っていた課題に対し、比較・検討フェーズの意図を満たすコンテンツ拡充とUI/UX改善を実施。SEOとCVR改善の相乗効果により最重要キーワード「包丁」の検索順位が大幅に上昇し、「真空保存」でも検索上位を獲得して新規市場開拓や売上拡大に貢献した事例です。

事例3:【ECサイトリニューアル】セオリーと顧客の声を融合させたSEO×CVR改善で、CVR1.5倍を実現

株式会社東京ソワール

顧客層の拡大とリブランディングに伴うサイトリニューアルにおいて、顧客起点のSEO設計とUI/UX改善を実施し、ローンチ後のCVRを1.5倍に向上させた事例です。

  • 課題: シニア層中心の顧客基盤から、LTV向上のためにより幅広い年齢層へアプローチする必要があった。また、創業55周年のリブランディングに伴い、既存顧客と新規顧客の双方に受け入れられる新しいECサイトの設計が求められていました。
  • 施策: ECサイト改修の知見を活かし、リブランディングの軸をぶらさないプロジェクト設計を実施。実際の「お客様の声」と「UI/UXのセオリー」を融合させ、単なる検索順位の向上にとどまらない、顧客起点でのSEOおよびCVR改善を包括的に支援しました。
  • 成果: サイトローンチ後、CVR(購買率)が1.5倍に大きく向上。既存・新規を問わず顧客満足度がアップし、「本当にお客様に届く」本質的かつ効果的なサイトリニューアルに成功しました。
東京ソワール事例

株式会社東京ソワール東京ソワールが実現した「本当にお客様に届く」ECサイト

顧客層の拡大とリブランディングに伴うサイトリニューアルにおいて、顧客起点のSEO設計とUI/UX改善を実施。サイトローンチ後のCVR(購買率)を1.5倍に向上させた事例です。

事例4:【BtoBサイト】広告費の効率化とCV最大化を両立するマーケティング改革

株式会社翻訳センター

広告CPA高騰という課題に対し、SEOによる自然検索流入の強化とリスティング広告の運用改善、CVR改善を横断的に実施。広告費を最適化しつつサイト全体のCVを最大化したBtoBの事例です。

  • 課題: 既存のWeb広告運用においてCPA(顧客獲得単価)の高騰や効率化に課題を感じており、広告費を最適化しつつ、Web全体でのCV(コンバージョン)数を最大化する包括的な戦略を求めていました。
  • 施策: SEOによる自然検索流入の強化にとどまらず、リスティング広告の運用改善、さらにはサイト来訪後のCVR改善までをSpeeeが横断的かつ包括的にコンサルティング支援しました。
  • 成果: 広告費の最適化・効率化を実現しながら、自然検索および広告経由でのCV最大化を見事に両立。CV数は140%に増加し、広告CPAは50%に大幅改善(半減)しました。売上とブランド価値を同時に伸ばす、強固なデジタルマーケティング基盤の構築に成功しました。
翻訳センター事例

株式会社翻訳センター翻訳センター×Speeeが挑む、売上とブランド価値を伸ばすマーケティング改革

広告CPA高騰の課題に対し、SEOによる自然検索流入の強化とリスティング広告の運用改善を横断的に実施。広告費を最適化しつつ、Web全体のCV(コンバージョン)数を最大化したBtoBの事例です。

事例5:【BtoBサイト】SEO・CVR改善の包括的支援でリードの質とCV数を最大化

ソフトブレーン株式会社

リード獲得数の最大化と営業に直結する「質の向上」を目指し、CVR改善やデータ活用を含む包括的支援を実施。新規領域の重要キーワードで早期上位表示を実現し、CV数とリードの質を向上させたBtoB事例です。

  • 課題: BtoB領域において、Webサイト経由のリード(見込み顧客)獲得数の最大化だけでなく、営業に直結する「リードの質」の改善や、新規領域における早期の立ち上げが課題となっていました。
  • 施策: SEOによる集客改善にとどまらず、CVR改善やデータ活用までを含めた包括的なデジタルマーケティング支援を実施。事業方針の転換にも迅速に対応し、重要キーワードの対策を推進しました。
  • 成果: 新規領域の重要キーワードで早期に上位表示を実現。Webサイト経由のCV数の最大化に加え、リードの質が改善し営業現場との連携が強固に。支援領域がSEOに留まらない事業パートナーとしての体制を構築しました。
ソフトブレーン事例

ソフトブレーン株式会社ソフトブレーンが営業直結のリードを生み出す戦略的SEOと事業グロースの伴走体制

リード獲得数の最大化と営業に直結する「質の向上」を目指し、CVR改善やデータ活用を含む包括的支援を実施。新規領域の重要キーワードで早期上位表示を実現し、CV数とリードの質を向上させたBtoB事例です。

事例6:【店舗サイト】エリア掛け合わせKWの攻略と、ビッグワード単体での1位獲得

株式会社快活フロンティア / コート・ダジュール

店舗型サイト特有の構造的課題を解消し、エリア掛け合わせキーワードでの上位獲得率が大幅に向上。さらに潜在層向けコンテンツを拡張し、ビッグワード「カラオケ」単体での1位獲得と流入数150%増を達成した事例です。

  • 課題: カラオケ業界の激しい競争の中で、店舗型サイト特有のSEO戦略が十分に描けておらず、検索流入のポテンシャルを活かしきれていませんでした。
  • 施策: エリアごとの店舗情報ページの構造を最適化し、検索エンジンが正しく評価できる状態へと改善。併せて、顧客の検索意図に合わせた潜在層向けコンテンツの拡張を実施しました。
  • 成果: 「カラオケ×エリア」などの掛け合わせキーワードでの上位獲得率が大幅に向上。さらに、本格的な取り組み開始から1年で、検索ボリュームの非常に大きい「カラオケ」単ワードで1位を獲得。Webサイトの全体流入数は前年対比で150%増加しました。
コート・ダジュール事例

コート・ダジュールコート・ダジュールのSEO成果創出ロードマップ

店舗型サイト特有の構造的課題を解消し、エリア掛け合わせキーワードでの上位獲得率が大幅に向上。さらに潜在層向けコンテンツを拡張し、ビッグワード「カラオケ」単体での1位獲得と流入数150%増を達成した事例です。

事例7:【メディアサイト】8年にわたるSEO伴走支援で、急成長デジタルブランド国内1位を獲得

株式会社光文社 / WEB女性自身

メディア立ち上げ期からアルゴリズム変化に強いサイト構造の構築とコンテンツSEOを伴走支援。継続的なトラフィック成長を生み出し、「2024年に最も急成長したデジタルブランド」で国内1位を獲得した事例です。

  • 課題: 出版社発のWebメディアとして「より多くの人に記事を届ける」ことを目指す中で、短期的なPV獲得だけでなく、メディアとしての土台となる中長期的なSEO戦略と実行体制が必要でした。
  • 施策: メディア立ち上げ当初からSpeeeが伴走し、アルゴリズム変化に強いサイト構造の構築(テクニカルSEO)や、編集部の強みを活かしたコンテンツSEO戦略を包括的に支援。編集部と一体となった二人三脚の体制で施策を推進しました。
  • 成果: 継続的なSEO施策が爆発的なトラフィック成長を生み出し、SimilarWeb発表の「2024年に最も急成長したデジタルブランド(Digital 100)」において、日本のWebサイトで1位を獲得する圧倒的な成果を収めました。
女性自身事例

女性自身「女性自身」が目指す“多くの人に届く”メディア

メディア立ち上げ期からアルゴリズム変化に強いサイト構造の構築とコンテンツSEOを伴走支援。継続的なトラフィック成長を生み出し、「2024年に最も急成長したデジタルブランド」で国内1位を獲得した事例です。

SEO対策で成果を出すための鉄則とは?成功事例から紐解く3つのポイント

SEOで成果を出す鉄則は、検索意図の過不足ない網羅、内部構造のボトルネック解消、CVから逆算した戦略設計の3点です。

これらの成功事例に共通しているのは、表面的なテクニックに依存せず、本質的な課題解決に向き合っている点です。SEOプロジェクトを成功に導くための鉄則は以下の3つに集約されます。

1. 「ユーザーの検索意図(インテント)」を過不足なく満たす

Googleは「ユーザーの検索体験を良くする」ために、日々アルゴリズムのアップデートを行っています。ユーザーの検索行動は多様化しており、関連情報をただ詰め込むことではなく、ユーザーが求めている「過不足のない”ちょうどよい”情報量(Needs Met)」を提供すること、そしてE-E-A-T(専門性・権威性・信頼性)を盛り込むことが高く評価されます。

2. サイトの構造・システム面(内部対策)のボトルネックを放置しない

素晴らしいコンテンツを作っても、検索エンジンの「クロール(発見)」「インデックス(登録)」の工程でつまずいていては検索結果に表示されません。中身の薄いページやエラーページの放置、不適切な内部リンクはサイト全体の評価を下げるため、「土台固め」の徹底が不可欠です。

3. ビジネスゴール(CV)から逆算した中長期的な「戦略」と「運用体制」を描く

SEO成功のためには、KGI(売上やCV)に整合した適切な目標設定と、自社や競合の状況を踏まえた対策優先度の策定が求められます。また、施策の遅れや軌道修正のリスクを防ぐため、システム・開発部門との強固な実行体制の構築が必須です。

失敗しないSEO会社はどう選ぶ?パートナー選びの5つのステップ

失敗しないSEO会社を選ぶには、自社の事業目標との整合性や、実績に基づく具体的な戦略提案を見極めることが重要です。以下の5つの手順で、自社に最適なパートナーを選定しましょう。

自社のリソースやノウハウだけではSEOの推進が難しい場合、外部パートナーの活用が有効です。ミスマッチを防ぐためには、以下の5つのステップで確認を進めてください。

  1. 自社の事業ゴールとSEOで解決したい目的を明確に定義する。
  2. 業界やサイトタイプに合致する過去の成功実績があるか確認する。
  3. 目標達成に向けたロジカルな成果シミュレーションを依頼する。
  4. 提案内容が最新の検索アルゴリズム(E-E-A-T等)に準拠しているか評価する。
  5. 戦略立案から実装支援まで伴走できる実行体制があるか確認する。

【重要】AI検索時代における外注先の見極め方

近年、Googleの「AIによる概要(AI Overviews)」や、ChatGPT等の対話型AIを検索エンジン代わりに使うユーザーが急増しています。これに伴い、AIの回答ソースとして自社サイトを引用させる「AEO(Answer Engine Optimization)」の重要性が高まっています。

AI検索で自社が選ばれるためには、大前提として検索エンジンに正しくインデックスされており、ユーザーにとって有益で高品質なページであるというSEOの基礎が求められます。そのうえでAEOの観点を取り入れた次世代の技術支援ができるパートナーを見極めましょう。

AEO対策とは?

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SEO対策を成功させるために、次にとるべきアクションとは?

SEO対策を成功させるには、まず自社サイトの現状と課題を客観的に把握することが第一歩です。専門家による無料相談やサイト分析を活用し、具体的な施策へと落とし込みましょう。

まずは自社サイトの現状と目的を整理し、何がボトルネックになっているのかを見極めましょう。Speeeでは、約18年にわたるSEO事業の歴史の中で、業界最大規模の優秀な分析官が戦略立案から実装支援まで徹底して伴走します。「自社サイトのポテンシャルを知りたい」という方は、ぜひお気軽に無料の個別相談会や資料請求をご活用ください。

SEO対策に関するよくある質問(FAQ)

Q. SEO対策の効果が出るまでどのくらいの期間がかかりますか?
A. 一般的に、SEO対策の効果が現れるまでには早くて3〜6ヶ月、競合が多い領域では1年程度の期間が必要です。サイトの現状やドメインパワーによっても変動します。
Q. BtoB企業でもSEO対策でリード獲得は可能ですか?
A. はい、BtoB企業でもSEOは非常に有効です。ターゲットとなる決裁者や担当者の検索意図を捉えた専門性の高いコンテンツを発信することで、良質なリードを継続的に獲得できます。
Q. サイトリニューアル時にSEOで気をつけるべきことは何ですか?
A. URLの変更に伴うリダイレクト(301)設定や、内部リンク構造の維持が最も重要です。これらを怠ると、これまで蓄積したSEO評価がリセットされ、トラフィックが下落するリスクがあります。
Q. AI検索(AI Overviews)時代に従来のSEOは不要になりますか?
A. いいえ、不要になりません。AIの回答ソースとして引用されるには、従来のSEOによる高い評価(E-E-A-Tやクローラビリティ)が大前提となります。基本のSEO施策は今後も極めて重要です。
Q. SEOをインハウス(内製)で行うか、外注するか迷っています。
A. 社内に専門的な知見やリソースが不足している場合は、戦略設計やテクニカルな課題解決を外注するのがおすすめです。実行フェーズでは社内と専門家が伴走する体制が理想的です。

著者・監修者情報

著者: Speee Marketing Insights編集部

株式会社Speeeが運営する「Marketing Insights」は、"事業を進化させるデジタルマーケティング"をテーマに情報を発信しています。 SEO、AEO、Web広告、CVR改善などの実践的なノウハウから、戦略策定や市場動向を読み解く深い洞察まで、幅広いコンテンツをお届けしています。

監修: Speee SEO Lab(リサーチチーム)

SpeeeのSEOコンサルティングの最前線で研究・分析を行う専門チーム。18年間・3,000社以上の支援実績から得られた膨大なデータと最新のアルゴリズム動向を分析し、成果に直結するSEO戦略を導き出している。