SEO事例|コラム強化でSEO効果を実感、
流入増加と新たな目標へ前進
パナソニックEWネットワークス株式会社 × 株式会社Speee
スイッチングハブなどのネットワーク機器の製造・販売に加え、ネットワークインテグレーション事業を展開されているパナソニックEWネットワークス様。
過去契約時に実現できなかった課題に再度チャレンジし、 再契約後は取り組んだSEOの効果が顕在化し、流入数・受注数ともに大きく成長。
今回は、その取り組みの経緯と効果について詳しくお話を伺いました。
右 : パナソニックEWネットワークス株式会社
宇井様 中央 : パナソニックEWネットワークス株式会社
金城様 左 : パナソニックEWネットワークス株式会社
西川様
Web集客へのシフトチェンジ
Speeeとの取り組みを始める前は、どういった課題感をお持ちだったのでしょうか?
金城様:
ホームページが自社製品のスイッチングハブのカタログ的な役割しか担えていないことに加え、売上比率の約半分を占めるソリューション事業の情報が薄く、
適切な集客ができていない状況でした。
以前は既存顧客の掘り起こしと、電話での新規アポ獲得がメインの営業スタイルで、業界的にも対面での営業活動が中心でした。
展示会にカタログを持って行ってPRすることも多かったんですね。
ところがコロナ禍でそういった営業活動が全くできなくなってしまい、
「やっぱりこれからはデジタルだよね」というところから、
一気に上層部含めて社内の意識が変わっていきました。
その中でSpeeeを最終的に選んでいただいたわけですが、きっかけとしては、以前ご契約をしていただいていたということでした。
金城様:
はい。いつからかは明確に私もわからないんですが、
私が入社した10年前にはすでにお付き合いがあって、
2014年か2015年あたりで一旦契約が終了になってしまったと記憶しています。
当時は先ほどお話したように対面主義の販促だったので、
どうしてもWebプロモーションが後回しになっていたんです。
比較的順位も安定していたという部分もあって、Speeeのサービスがどうこうというよりは社内的なリソースの注力ポイントの関係で、
一旦契約終了となった形です。
もう一度弊社サービスを選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか?
金城様:
私たちが求めていた情報やSEO対策の可能性を感じる提案が他社にはなく、Speeeさんがバシッと決めてくれたという感じでした。
他社はコンサル費に加えて専用ツール導入費も必要でしたし、サンプルで挙げたソリューション関連の検索ボリュームも教えてもらえず、
SEOをやる価値があるのかどうか、不明瞭だと感じてしまったんですよね。
それに対してSpeeeさんは、ご提案の際に取り組むべきキーワードをいくつか挙げた上で、
検索ボリュームが大きいかつ競合企業もまだ全然対策をやってないから今すぐにやった方が良いというご提案をいただき、
「じゃあもう早々に社内で稟議を上げよう」ということになりました。
取り組みから2年、リアルな成果は
取り組み開始当初の成果や貴社内での評判については
いかがでしょうか?
金城様:
狙ったキーワードの流入経路が必要ということで、
それまで後回しにしてしまっていたソリューション事業を
詳しく紹介するコラムコンテンツの制作からスタートしました。
結果的にコラム以外のコンテンツも増えていき、
ソリューション事業での流入数がすごい勢いで増加しました。
その成果を受けて、プロダクト事業(スイッチングハブ等の自社製品)にも
拡げていきたいということでさらに相談に乗っていただき、
プロダクト事業の方でも3ヶ月くらいで成果が出て
社内からも上々の評価をもらっていますね。
徐々に取り組む課題にも変化があったとお聞きしました。
金城様:
そうですね。流入やお問い合わせは増えたのですが、
検索ボリューム重視でコラムコンテンツを出してきたので、
実際に顧客化しないようなお問い合わせも多かったんですね。
我々マーケティングチームがそのWebからのお問い合わせを受ける窓口になっていて、対応工数が結構かかってしまっていました。
そこからお問い合わせの「質」を求めるようになり、Speeeさんにカスタマージャーニーマップで整理いただきながら、
検索ボリュームが多い一般的なキーワードから少しニッチなキーワードを攻めるように方向性を見直しました。
結果、商談に繋がる確度の高いお客様からのお問い合わせが増えたということを実感しています。
ただそれはあくまでも主観的なところで、まだ「質」を評価する数値的な指標がないので、
今後はこの成果を適切に社内で示せるようにしていくことが目下の課題ですね。
ニーズに合わせたプロジェクト運用
なるほど、量を取れるようになったからこそ、質という観点へ移行しているのですね。
では、続いて窓口であるディレクターの応対についてお伺いできますか?
金城様:
我々のリテラシーに合わせて相談に乗ってくれているなと感じています。
専門性の高い用語も少しレベルを下げていただき、わかりやすくご説明いただいているなと。
定例会でもそうですし、電話でご相談した際も親身に寄り添ってお話をしてくださるので、
非常にありがたいですね。
西川様:
私は前職が不動産業界で、
BtoCのSEO対策は経験があったのですが、BtoBとなるとどうすればいいのか…という部分は正直ありまして…。
Speeeさんには不明点を解消してもらいながら注力すべきポイントを解説してくださり、日々大変勉強になっています。
宇井様:
ソリューションを提供するシステムや機器についてコラムを制作していく際に、
社内だけだとどうしてもユーザー目線を持つことに限界がありました。
そんな時に小笠原さんは消費者目線でのアドバイスをしていただきつつ、
SEOのプロとしても「こうすると多くの人に読んでもらえると思います」というような提案とともにロードマップの組み立てまで対応いただいています。
うちも単なる機器メーカーではなくて、さまざまなソリューションによる価値提供ができる会社なんだ、ということを物語るコンテンツを盤石な体制で制作できていると感じていますね。
嬉しいお言葉をありがとうございます。
提案内容のクオリティについても、お感じのことがあればぜひお伺いしたいです!
金城様:
提案資料については、
手を加えることなくそのままコピーして制作会社さんに依頼できるくらい、
わかりやすくまとめてくださってるなという所感です。
少し不明点がある際は遠慮なくSpeeeさんに「これちょっとわかんないんですけど…」とお伝えすると、
すぐに「もう1回確認してつくり直しますね」と、スピーディーに十分すぎるクオリティのもので再提出してくださいます。
Speeeさん内でしっかりと連携が取れていることが素晴らしいですし、ありがたいですね。
西川様:
私は担当についてからまだ間もないのですが、
資料の不明点には解説や注釈を付けていただいたりとか、視覚的にも比較しやすいですし、
今後のアクションプランが立てやすいと感じています。
宇井様:
私がすごいなと思ったのは、GA4に移行する時ですね。
あの時も本当にSpeeeさんのチーム力を感じました。
層の厚さというか、プロフェッショナル集団が後ろにいてくれるんだという安心感があって、すごく助かりました
おっしゃる通り強力な体制でお取り組みさせていただいておりますので、そう言っていただけて嬉しいです。
提案資料については、制作会社さんだけでなく社内への報告や上申にも活用されていますか?
金城様:
キャプチャを撮って社内連携用の資料に貼り付けるなど、ガンガン使っています。
グラフも必要最低限の情報で綺麗にわかりやすく表現していただいているので助かっていますね。
月に2回ほどいただいているレポーティングにおいても、
例えば強調スニペット表示の件についても加えて欲しいというこちらからの無理なお願いも快く対応していただき、
上長への報告や説明の際にも非常に役立っています。
今後の弊社へのご期待を教えてください
西川様:
私はSpeeeさんとお取引を始めた直後ぐらいに入社して、
まだまだ足りないところもありますが、勉強させていただきながら一緒に取り組ませていただきたいと思いますので、
今後もよろしくお願いいたします。
宇井様:
これまでは比較的短い期間で結果を得ることができたと思っていますが、
今後は流入や問い合わせの「質」をしっかり向上させていくことを一番の課題として取り組んでいくことになります。
そもそも目指すべき「質」とは何なのか、どうしたら「質」が向上したと言えるのか、というところから考えていく必要があるので、
Speeeさんと情報連携を密に取りながら進めていければと思っています。
金城様:
今後も、小笠原さんと松尾さん(担当ディレクター)が変わらずそのまま担当でいてくださることが一番の期待ですかね(笑)。
というのは社内のご事情もあるので叶わないかもしれませんが、私たちの取り組みが社内外のいろんな方面から評価されるといいなと思っています。
今、流入増や問い合わせ増など、Speeeさんとの取り組みが順調に成果に繋がっているので、こういう成功事例を1つでも多くつくり、
「やっぱりこれからはWebだね」と経営陣に言わせることが、私たちのミッションでもあり1番の喜びなので、引き続きご支援いただければと思います。
Speee:
弊社としても今一度気を引き締めて取り組んでいければと思います。
今後もなにかお困りのことがあれば、いつでもディレクターに投げていただければと思います。
本日はお忙しい中、ありがとうございました!
2024年8月のインタビュー本文中に記載の
企業名・役職・掲載情報等はインタビュー当時のものです。